懐かしの給食「くじらの竜田揚げ・コッペパン」

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全国津々浦々 ふるさとの味

味とともに思い出がよみがえる…

懐かしの給食「くじらの竜田揚げ・コッペパン」

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子どもの頃に食べたものは、強く記憶に残ります。特に毎日学校で食べていた給食の献立は、いまでもはっきり覚えているものですよね。いろんな思い出がつまっている懐かしの給食で、少しあの頃を思い出してみませんか?

くじらの竜田揚げ

懐かしいクジラの竜田揚げ

鯨肉は、給食に限らず、子どもの頃に食べた懐かしいものとして挙げられることが多い食材です。くじら料理の定番「竜田揚げ」「大和煮」「オーロラ煮」「鯨ベーコン」などを聞くと、幼少の記憶とともに懐かしさがこみ上げてくる方も多いのでは?

特に竜田揚げは戦後の学校給食の代表的な存在。戦後は捕鯨が推進されていたということ、加えて鯨肉は栄養豊富で低カロリーで、タンパク源も確保できる食材でありながら安価だったということが、くじら料理が給食メニューに多く登場した背景だったようです。

このように多くの子どもが食べていたくじら料理ですが、実は好感度はあまり高くなかったのだとか。学校で出される鯨肉は「固い」「生臭い」と苦手だった子どもが多かったようです。みなさんの中にも、献立表を見てうんざりした記憶がある方がいるのではないでしょうか。一方、「献立表にくじらの文字があると楽しみだった」という声もあるので、くじら料理の思い出も人それぞれですね。

1987年の商業捕鯨の中止で鯨の捕獲量が減ったことにより 、以降くじら料理が給食メニューから姿を消しました。現在でも商業捕鯨は中止されているため、捕鯨全盛期と比べると鯨肉は大きく値上がりしています。安価で給食にも多く登場していた鯨肉は一転、高級品になりました。 そんな事情もあり、余計に懐かしさを感じるくじら料理ですが、食文化を伝えることを目的として、給食でくじら料理を提供している学校はあります。また、数は多くないものの、鯨肉を扱っているお店はあるので、当時を思い出しながら家庭で味わってみてはいかがでしょうか。

コッペパン

懐かしのコッペパン

給食によく出ていたパンといえば、すぐに「コッペパン」を思い浮かべる方も多いでしょう。 太平洋戦争中は、コッペパンが1人1食分の主食として配給されていました。戦後も海外から小麦粉が援助物資として持ち込まれていたため、給食にも登場するようになりました。コッペパンは調理や衛生管理が楽といった理由もあって、給食の献立に定着したようです。

プレーンタイプのコッペパンのほかに、昭和30年代後半には揚げパンのような調理パンが登場し、その後も干しぶどうが入ったレーズンパンや食パンなど、数多くの種類のパンが給食に登場しています。

ところで、「コッペパン」は知っているけど、「コッペ」って何? と思ったことはありませんか? 「コッペ」の由来はフランス語。フランスパンは、全体に切り込みが入っていますよね。これは「クープ」と呼ばれ、切り込みを入れることを「coupé(クーペ)」といいます。「クープ」が1本入った小型のフランスパン「クーペ」とコッペパンの形が似ているため、このパンの名前が「コッペパン」となったといわれています。

語源となっているフランスパンとは違い、柔らかい生地のコッペパン。手でも簡単に切り込みをいれられ、ジャムや具を挟んで好きな食べ方ができたので、子どもたちから親しまれていました。 近年では、挟む具を選べるコッペパン専門店なども登場しており、若い世代を中心に人気を集めているのだとか。昔とはちょっと違う、現代風のコッペパンを試してみてはいかがでしょうか。

懐かしい給食メニューとして記憶に残っているくじら料理とコッペパン。どちらもネット通販やスーパーなどで気軽に手に入れることができるので、給食を食べていた頃を懐かしく思い出しながら味わってみては?

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