ビタミンCだけじゃない!みかんの栄養

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実は骨や血管も強くしてくれる

ビタミンCだけじゃない!みかんの栄養

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ビタミンCの豊富なみかんは、冬、美容や健康のために食べたい食品の定番。でも実は、みかんにはビタミンC以外にも健康のために摂りたい成分がたくさん含まれているのです。
今回は、ビタミンC以外の成分を中心に、みかんの栄養についてご紹介します。

みかんの栄養の新常識「βクリプトキサンチン」

「機能性表示食品」をご存じでしょうか。科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示する食品のことです。国が安全性と機能性の審査を行っている特定保健用食品(トクホ)とは異なり、事業者の責任で提供されています。
2017年現在の機能性表示食品は、飲料や加工食品などが中心ですが、実は、静岡の名産である「三ヶ日みかん」は、生鮮食品でありながら機能性表示食品として届け出られています。その機能とは、温州みかんに特に多く含まれる天然色素「βクリプトキサンチン」による、骨粗しょう症リスクの軽減です。
静岡県三ヶ日町の住民を対象にした「ミカンの摂取と健康に関する栄養疫学調査」によると、血中のβクリプトキサンチン濃度が高い人は、骨密度が高いだけでなく、脂質代謝異常症や肝機能異常症、動脈硬化やII型糖尿病の発症リスクが低いという結果も発表されています。また、がんの原因となる活性化酸素を抑える抗酸化作用に優れていることもわかっており、その期待できる効果の豊富さから、みかんの栄養の新常識として注目されているのです。

毛細血管を守ってくれる「ヘスペリジン(ビタミンP)」

もうひとつ注目したいみかんの成分であり、ポリフェノールの一種でもある「ヘスペリジン(ビタミンP)」は、実はみかんの薄皮や白い筋の部分に多く含まれています。
ヘスペリジンはビタミンCと共に働き、壊れやすい毛細血管を強くするのが特長で、若々しく健康な体を保つためには重要な栄養素です。また、すみずみまで血流を促すことから冷え性が気になる方にもおすすめです。さらに血圧上昇や、血液中の中性脂肪を抑えるといった働きもあります。そしてβクリプトキサンチンと同様、抗酸化作用にも非常に優れているのです。
みかんの薄皮や筋には、食物繊維の一種であるペクチンも多く含まれているので、お腹を整える働きも期待できます。できればみかんは薄皮ごと、筋も残したままで食べるのがおすすめです。

もちろんビタミンCも見逃せない

βクリプトキサンチンやヘスペリジンのことはあまりよくご存じない方でも、みかんにビタミンCが豊富に含まれているということはご存じなのではないでしょうか。ビタミンCには、コラーゲンの生成を助けて皮膚や筋肉、血液、骨を強くする、血中コレステロール値を抑えるといった働きがあり、美肌や若々しさを保つための栄養素として知られています。ただし、よく聞く「風邪にビタミンCが効く」という考え方には諸説あり、科学的根拠はないともいわれています。

1日2~3個のみかんで健康に過ごそう

毎冬慣れ親しんでいるみかんにこれだけの栄養があるとわかれば、日常的にたくさん食べたくなりますが、どんな食物でも食べ過ぎはおすすめできません。
みかんの場合、1日に2~3個が適量です。1日に摂りたいβクリプトキサンチンとビタミンCの量は、いずれも2~3個食べることで満たせるとされています。食べ過ぎは果糖の摂り過ぎにつながったり、指先などが黄色くなる「柑皮症」を招いたりするとされていますから、気をつけましょう。

骨粗しょう症予防に、生活習慣病予防にと、さまざまなうれしい効果が期待できるみかん。秋冬はこたつにみかんが欠かせないという方も、あまり果物を食べる習慣がないという方も、この冬はぜひ、健康を意識して毎日みかんを食べてみてはいかがでしょうか。

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