竹原町並み保存地区(広島県竹原市)

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足まかせ散歩道

平安~明治と栄えた「安芸の小京都」

竹原町並み保存地区(広島県竹原市)

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竹原の街並み

竹原市は平安時代には京都下鴨神社の荘園として栄え、江戸時代より製塩業、回船、酒造で繁栄した、重厚な町人文化を築いた町です。由緒ある建物や町並みが、時代を超えて訪れる人々をノスタルジックな世界へ誘います。

江戸の町人文化の趣残る町並み

広島県竹原市は、平安時代に京都下鴨神社の荘園として栄えたことから、「安芸の小京都」と呼ばれています。江戸時代後期には製塩や酒造で栄え、お屋敷やお寺、町並みが「竹原町並み保存地区」として保存されて、当時の面影を残しています。

1982年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2000年には「都市景観100選」に選出されました。建物の大半が江戸時代中期~明治時代にかけて建てられており、本瓦葺、塗込造の重厚な町家が続きます。

オススメ散策ルート

A:竹原駅

徒歩10分
B:旧日の丸写真館

徒歩1分
C:竹鶴酒造

徒歩1分
D:旧笠井邸

徒歩2分
E:松阪邸

徒歩2分
F:西方寺・普明閣

徒歩1分
G:竹原町並み保存センター

徒歩1分
H:まちなみ竹工房

徒歩8分
竹原駅

所要時間:見学時間、休憩時間などをのぞいて34分

「竹原町並み保存地区」は、コンパクトにまとまったエリアの中に、歴史的価値の高い建物が密集しています。カフェや商店も古い蔵などを改造したものが多く、自動販売機なども風景に溶け込むような色になっており、とても風情ある町並みです。

今回ご紹介するスポット以外にも、見学できる建物は多くあるので、気になる建物を見つけたらぜひ訪れてみてくださいね。

旧日の丸写真館

日の丸写真館

昭和7年ごろ、地元の大工「吉名一次郎」が建てた個性的なデザインの写真館。当時には珍しい3階建てで、国土の歴史的景観に寄与していることが評価され、国登録有形文化財になっています。

竹鶴酒造

竹鶴酒造

NHK連続テレビ小説『マッサン』の舞台として、全国的に有名になった竹原市。 『マッサン』のモデルとなったのは、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝で、ここ竹鶴酒造は氏の生家です。
氏は就寝前にはウィスキーを楽しんでいましたが、晩酌はもっぱら日本酒だったとか。

竹鶴酒造、小笹屋の資料館では、江戸時代から代々伝わる酒器や酒造りの道具など約50点を展示しています。(現在は休館中。外からの見学のみ)

旧笠井邸 / 松阪邸

旧松坂邸

(画像は松阪邸)
「浜主」と呼ばれる塩田経営者の家だった「旧笠井邸」は、明治5年ごろの建物。本瓦葺の大屋根や2階の梁が見事です。今はイベントスペースとなっていますが、内部の見学も可能です。
松阪邸は江戸末期のものを明治12年に大幅に改修を行い、現在の形になった建物。唐破風の屋根、菱格子の塗り込めの窓など華やかな建築意匠があしらわれた、数寄屋建築の屋敷です。竹原の商家の中でも大変立派な建物で、独特の雰囲気をもっています。

西方寺・普明閣

西方寺・普明閣

普明閣は京都の清水寺を模して建立されており、平安時代の京都とのゆかりを感じます。2階にあがれば竹原の町を一望できるので、一度は入ってみる価値のある建物です。江戸中期の仏堂の典型的形式をもつ、貴重な建築物です。

竹原町並み保存センター / まちなみ竹工房

竹原町並み保存センター

(画像は竹原町並み保存センター)
竹原町並み保存センターは、まちなみ保存地区の中心に位置し、館内では竹原の歴史や町並みをDVDで紹介しています。また休憩スポットとしても利用されています。
まちなみ竹工房では、竹原市竹工芸振興協会がかごなどの工芸品を制作し、展示販売を行っています。体験コーナーでは会員が希望者に指導しながら竹カゴ等が作れます(有料)。そのほか修景広場、明治の学者・中村三理の書斎「咬菜居(こうさいきょ)」、休憩スペースなどを備えています。
時代を感じる大瓦、飴色になった格子窓、城壁……酒蔵を改造したカフェや商店はもちろん、見学可能な旧邸宅がいくつかあり、竹原の町並みを歩いているとあっという間に時間がたってしまいます。どうしても行きたいところを数カ所決め、あとは時間のゆるす限り、足の向くまま歩いてみて路地に迷い込んでみてはいかがでしょうか?

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