磐梯五色沼自然探勝路(福島県)

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足まかせ散歩道

さまざまな「青」を見せる神秘的な湖沼群

磐梯五色沼自然探勝路(福島県)

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五色沼(ごしきぬま)湖沼群は、裏磐梯の五色沼自然探勝路沿いにある約30の沼の総称。大小さまざまな沼は、1888年に起きた磐梯山の噴火で形成されました。
この一帯は「特別保護地区」に指定されており、エリア最大の沼毘沙門沼(びしゃもんぬま)をはじめ、豊かな自然の造形美を楽しめるよう道が整備されています。

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オススメ散策ルート

磐梯東都バス停「裏磐梯高原駅」

バス停からすぐ
裏磐梯物産館と柳沼

徒歩約15分
青沼

徒歩約1分
瑠璃沼

徒歩約5分
弁天沼

徒歩約12分
竜沼

徒歩約4分
みどろ沼

徒歩約12分
赤沼

徒歩約4分
毘沙門沼

徒歩すぐ
裏磐梯ビジターセンター
磐梯東都バス「五色沼入口(ビジターセンター側)」

全長 3.6km
移動時間 約1時間10分(無雪期)

今回ご紹介するのは、五色沼湖沼群のなかでも代表的な8つの沼をめぐるルートです。バス停・駐車場そばの「柳沼(やなぎぬま)」から、ラストは五色沼最大の沼「毘沙門沼」を訪れます。

裏磐梯物産館・柳沼(やなぎぬま)

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まずは探勝路入口にある裏磐梯物産館へ。食堂では北塩原村特産の山塩(※)スープを使った「山塩ラーメン」や地元の郷土料理「こづゆ」などの名物が食べられ、無料休憩所からは柳沼を望めます。
※山塩…山間部の温泉で採取できる塩で、地下水に太古の海水が溶けだしたもの。北塩原村の山塩は、大塩裏磐梯温泉で採取されています。
過去の記事で「こづゆ」を紹介しました

柳沼はこの物産館のすぐ近く。とても静かな沼なので、周囲の木々が鏡のように映り込んでいます。秋には美しく染まったカエデやウルシが水面に映り、多くのカメラマンが訪れる人気スポットです。この柳沼から次に訪れる青沼(あおぬま)までは道が緩やかなので、スカートなど軽装でも歩けます。

青沼 目を見張る美しいコバルトブルー

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五色沼湖沼群のなかでも最も小さい沼ながら、湖面は内側から光るようなコバルトブルー。この色は太陽光に照らされたウカミカマゴケの緑。当日の天気や沼のコンディションにもよりますが、その色は息を飲むほど神秘的です!ぜひ写真に収めましょう。

瑠璃沼(るりぬま)
季節によって色が変わる不思議な沼

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瑠璃沼には地下水が湧いているため水温が下がりにくく、冬でも凍りません。透明度が非常に高く、冬は青、春は濃い緑と表情を変える神秘的な沼です。穏やかに輝く水面に映り込む「逆さ磐梯山」は圧巻です。

弁天沼(べんてんぬま)
遠くに山々を望む、2番目に大きい沼

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五色沼湖沼群のなかで2番目に大きい弁天沼は、遠くに西吾妻山(にしあづまやま)、安達太良(あだたら)の峰(みね)を望み、明るく広々とした場所に佇んでいます。太陽の向きによって、同じ時刻でも東側と西側で見た色が変わるので、時間があればぜひ両側から鑑賞してみてください。

竜沼(たつぬま)
見落としそうな場所にある秘密めいた沼

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うっかり見過ごしてしまいそうな竜沼は、視界をさえぎる木々の先にあります。ゆっくり慎重に歩を進めて探しましょう。冬の雪を映して白く見えたり、深い緑になったり、春になると水色に見えたりと、季節によってさまざまな顔が楽しめます。

みどろ沼 3つの色が混ざり合う

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みどろ沼は「深泥沼」と書き、場所によって青、赤、緑と3つの色を持ちます。この色の違いは微妙な水質や水深の違いや水草の繁茂の違いからくるのだそう。水生植物であるムシロが群生し、西部ではフトヒルムシロが、東部ではオヒルムシロを見ることができます。

赤沼(あかぬま)
沼を囲む赤い草木にも注目!

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赤沼の水面の色は淡い緑。周辺の草木が赤い鉄錆色(てつさびいろ)に染まっており、赤沼の名前の由来はそこからきています。日光の当たり方によっては、赤い草木が水面に映り、褐色の湖面になることも。

毘沙門沼(びしゃもんぬま)
磐梯山を望む絶景ポイント

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いよいよ五色沼めぐりのゴール、五色沼湖沼群最大の毘沙門沼に到着です。酸性の鉱泉が湖底から湧き出ているため、キラキラと輝くようなコバルトグリーンの湖面が広がっています。
視線を上げれば磐梯山の堂々とした火口壁が見え、毘沙門沼から望む磐梯山は裏磐梯を代表する景観のひとつとなっています。休憩がてらボートに乗って、雄大な自然を水上から眺めてみてはいかがですか?
ちなみに、毘沙門沼周辺は岩がゴロゴロしており道幅も狭いので足元に注意してハイキングを楽しんでください。

今回ご紹介した五色沼自然探勝路は比較的歩きやすく、距離も短いのでひとつひとつの沼をじっくり見てまわることができます。ぜひ実際に訪れその神秘に触れてくださいね。

※掲載されている情報は平成28年8月現在のものです。

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