尾瀬国立公園(福島県・栃木県・新潟県・群馬県)

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足まかせ散歩道

春から秋がベストシーズン!

尾瀬国立公園(福島県・栃木県・新潟県・群馬県)

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一面に湿原が広がり、春から秋までさまざまな表情を見せてくれる尾瀬。中心エリアの尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたといわれています。尾瀬ヶ原の散策ルートは何通りもあり、歩きやすいよう木道が整備されています。童謡「夏の思い出」の一節「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬(中略)水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている水のほとり」とは、尾瀬国立公園の様子を歌ったもの。水芭蕉は5月下旬~8月上旬、紅葉は9月下旬~10月上旬に楽しめます。

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オススメ散策ルート

鳩待峠(はとまちとうげ)

徒歩約60分
山ノ鼻

徒歩約55分
牛首分岐(三又)(うしくびぶんき)

徒歩約45分
竜宮十字路(りゅうぐうじゅうじろ)

徒歩約40分
ヨッピ吊橋

徒歩約50分
牛首分岐(三又)

徒歩約55分
山ノ鼻

徒歩約1時間20分
鳩待峠

全長 17.0km
移動時間 約6時間30分

※ルートを通して標高に変化があり、帰りは標高差約200mの軽い登りのため、行きより時間がかかります。

鳩待峠からスタートして尾瀬ヶ原を歩くこのコースは、尾瀬を訪れる約4割の方が選ぶ人気のルート。ブナの原生林や尾瀬ヶ原の湿原を進み、尾瀬らしさを楽しめます。整備された木道が敷かれ、途中には休憩所やお手洗い、ベンチもあって、ハイキング初心者も気軽にチャレンジできるルートです。

鳩待峠からスタート

鳩待峠は尾瀬への玄関口のひとつで、最もポピュラーなスタート地点です。鳩待峠まではマイカー規制されているので、最寄りの戸倉にある駐車場から、バス・タクシーなどに乗り換える必要があります。

鳩待峠はブナ林に囲まれた峠で、緩急のある下り坂をおりていきます。木道になっていますが、雨が降ったあとは滑りやすくなっているのでご注意を。鳩待峠休憩所にはそばや舞茸ご飯が食べられる食事処やお土産処、公衆トイレがあります。公衆トイレは無料で利用できますが、多くの方は用意された募金箱に100円程度入れていくようです。

山ノ鼻から至仏山(しぶつさん)を望む

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鳩待峠から、沢にかかる小橋を2つ渡ると小さな湿原が現れます。川上川(かわかみがわ)にかかる川上橋を渡ると山ノ鼻ビジターセンター前に到着です。山小屋やビジターセンターで食事や休憩をとることもできます。この先しばらくはお手洗いがないので、ここで行っておきましょう。

山ノ鼻は尾瀬ヶ原散策の始点です。日本百名山のひとつ至仏山を目前に、尾瀬ヶ原の大パノラマをのんびり歩いていきましょう。ここへ朝6時半~7時ごろに到着できれば、霧が立ち込める幻想的な風景を楽しむことができます。

ゆったりした風景が広がる牛首分岐

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山ノ鼻から尾瀬ヶ原へ進むと、最初の木道の分岐点「牛首分岐」に到着します。時間に余裕がない方などは、ここで順路を逆に辿って鳩待峠へ戻ります。ここではぜひ、分岐点に立って、ゆっくり周囲を見回してみましょう。名前の由来になったとされる、牛の首のようなシルエットの山を見つけることができますよ。(画像の歩道の先にある、ゆるくM字を描いている低い緑の山)
いくつかベンチもあり、多くの方が休憩したり記念撮影をしたりしています。牛首分岐から次の竜宮十字路へ向かう湿原では、7月上旬には白い綿毛をつけたワタスゲを見ることができます。

もぐった水が再び現れる、竜宮十字路

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竜宮は、流れてきた川がいったん湿原の下に吸い込まれ(伏流水・ふくりゅうすい)、木道を隔てて反対側へ湧き出す、尾瀬独特の不思議な場所です。竜宮という名は、伏流水の通り道が竜宮に通じているという言い伝えからきたという説、増水時に渦を巻きながら吸い込まれる水の様子が竜の口に似ているからという説などがあります。

ここは文字通り十字路になっており、休憩ベンチがあります。広々した草原に点在する白樺が見え、秋には草が紅葉し、黄金のじゅうたんの中を木道が続くような美しい光景が見られます。

ヨッピ吊橋 5つの川が集まって下流へ

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ヨッピ川にかかるヨッピ吊橋。ヨッピという不思議な言葉はアイヌ語で「呼び」「別れ」「集まる」といった意味があるとされています。ヨッピ川はその名の通り、川上川、猫又川(ねこまたがわ)、上ノ大堀川(かみのおおほりがわ)、下ノ大堀川(しものおおほりがわ)、沼尻川(ぬしりがわ)と、尾瀬を流れる多くの川が集まったもの。集まった川はヨッピ川となり、下流の只見川(ただみがわ)へと続いていきます。ここまできたら、折り返し。牛首分岐、山ノ鼻、鳩待峠へと戻りましょう。

尾瀬を楽しむポイントは「ゆっくり歩く」こと。脇に咲く小さな花や、小さな虫や鳥など、ゆっくり歩けば歩くほどさまざまな発見ができます。じっくり自分のペースで楽しむためには、できれば連休などの混雑時を避けるのがおすすめです。有名な夏の水芭蕉もさることながら、9月中旬~10月はじめにかけて湿原の草原が色づく「草紅葉」の時期には、針葉樹の緑・広葉樹の赤・草紅葉の黄色と絶妙な自然の色バランスを堪能できますよ。

〜尾瀬保護財団からのメッセージ〜
尾瀬に入山される皆さまへ
多くの人が訪れる尾瀬は特定の時期・特定の入山口に利用が集中することで、自然への影響が心配されています。
尾瀬の貴重な自然を子供たちに伝えるためにも、また大自然のすばらしさに出会うためにも、余裕のある平日に訪れることをおすすめします。
尾瀬の自然のために、湿原に入らないなどのマナー守っていただくよう、ご協力をお願いいたします。
なお、尾瀬はそのやさしいイメージとは異なり、標高の高い山岳地帯であり、遭難事故も起こります。十分な事前の学習や準備をお願いします。
尾瀬に関するご質問等は(公財)尾瀬保護財団までお気軽にお問い合わせください。

尾瀬でのマナー
・湿原や森林内には立ち入らずに、木道や登山道を歩きましょう。
・動植物を採取しないようにしましょう。落枝を杖にするのもやめましょう。
・自分のゴミは家まで持ち帰り、気がついたゴミも拾いましょう。
・野生生物を守るため、犬などのペットの持ち込みはやめましょう。
・木道は右側通行です。また、木道ではたばこは吸わないようにしましょう。たばこを吸う人は、必ず携帯灰皿を利用しましょう。

【服装・装備は万全ですか?】
・尾瀬は山の中です。服装は一般登山の支度で出かけましょう。
・尾瀬は登山です。ゆとりのある計画を立て、睡眠不足や飲酒などに注意し、体調を整えてから入山しましょう。
・足元はしっかり、軽登山靴や足首を守ってくれる運動靴を履きましょう。特にミズバショウシーズンは登山道に残雪があり、大変滑りやすいので、登山靴がよいでしょう。
・尾瀬の天気は変わりやすいので、カッパや折りたたみ傘などの雨具を必ず持ちましょう。また、尾瀬には医療機関がないので、簡単な救急セットも持ちましょう。
・春先や秋は、セーター、ジャンパーなどの防寒具を必ず用意しましょう。
・荷物は、ザックに入れて背中に背負いましょう。疲れないし、両手が使えて安全です。

【尾瀬へは平日に】
・土・日・祝日は大変混雑します。出来るだけ平日を利用しましょう。

公益財団法人尾瀬保護財団
電話:027-220-4431
FAX:027-220-4421

※掲載されている情報は平成28年8月現在のものです。

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