健康メニュー|食べるハトムギ 「ヨクイニン」で美肌&むくみ取り!

健康メニュー|食べるハトムギ 「ヨクイニン」で美肌&むくみ取り!


「はと麦茶」などの原料で知られるハトムギは「ヨクイニン」ともいわれ、古来よりいぼ・肌荒れの薬として知られる薬効の高い食材。最近では「ハトムギエキス」として、化粧品やサプリメントにも用いられています。今回はハトムギ(ヨクイニン)の効能や食べ方をご紹介します。

中国最古の薬物学書に登場する「ヨクイニン」

ハトムギはイネ科の穀物で、タンパク質やミネラル、アミノ酸が豊富に含まれています。「はと麦茶」はハトムギの殻の部分を煎じたお茶のことをいいます。このハトムギの茶色い殻を取った(脱穀した)白い実の部分が、生薬としても利用されるヨクイニンです。

ヨクイニンの歴史は古く、中国医学三大古典である『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』や、江戸時代に“腹八分目”の重要さを説いた貝原益軒(かいばらえきけん)の著書『大和本草(やまとほんぞう)』にも登場します。古くから「薬にもなる食材」として重用されていたことが分かります。それほど昔に見つかった薬効が、現代でも確かと認められていることに驚きを感じます。

ハトムギ・ヨクイニンは美肌の味方!

現在ではウイルス感染によるいぼの薬として、皮膚科などでは「ヨクイニンエキス錠」が処方されています。表面がカサカサしていて、手のひら・足裏を含む手足にできやすい尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)、平らで褐色をしており、顔にできやすい扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)に効果があります。

漢方や薬膳の世界では、ヨクイニンは「食べ物」としても「薬」としても重宝されていて、漢方薬局ではヨクイニンエキス錠のほか、ヨクイニンを粉末や顆粒にしたものがあります。また、ヨクイニンの粒そのものなど、さまざまな形状で販売されています。それらの製品には、多少の違いはあるものの「いぼ、皮膚の荒れ、利尿、鎮痛作用、関節のむくみ、さめはだ、身体の疼痛(リュウマチ、神経痛)」といった効能書きがあります。ヨクイニンには利尿作用をはじめとする、身体の余分な水分を排出する働きがあるため、むくみにも効果があるのです。

ヨクイニンを食卓に取り入れよう

ヨクイニンの白い実は、粒のまま加熱して食べるのもおすすめです。粒状のヨクイニンは、漢方薬局や大きなドラッグストアなどで手に入れることができます。

ヨクイニンは一晩水につけてから、茹でて使います。茹でたヨクイニンは、お米よりも若干大きい粒でもちもちした食感。お米に近い淡泊な味わいで、ご飯と混ぜても違和感のない使いやすい食材です。白米と一緒に炊いたり、茹でてスープに入れたり、サラダにかけたりするとおいしく食べられます。ヨクイニンは冷凍保存もできます。多めに茹でて、小分けにしてストックしておくとよいですね。穀物なのでどなたでもおいしく食べられますが妊娠中は控えた方がよいとされています。



かつては漢方薬局でしか手に入らなかったヨクイニンですが、最近ではネットスーパーや大きなドラッグストアなどで購入でき、少しずつ身近な存在になってきました。調理法も難しくないので、美肌を目指す方やむくみが気になる方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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