健康習慣│現役の医師に聞く、いつまでも健康で長生きする秘訣とは?その4「現役の医師が勧める、年齢に負けないための生活習慣」

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今回まで3回にわたって老化の仕組みや、運動、食事など、健康長寿について菊池先生にご紹介いただいてきました。では、現役の医師である菊池先生ご自身はどのようなことに注意されているのでしょうか。最後に、菊池先生が行われている対策と、老化に対する考え方についてご紹介します。

毎年の健康診断で“健康の証”を積み重ねよう

一般の人の間でも、様々な健康法が溢れている昨今。そんな中で、体について考えることを生業としている現役の医師の方は、どのような生活を送っているのか―回答はとてもシンプルなものでした。
それは、連載のはじめにお伝えした、①今日なにを食べたか、②体がなまっていないか、③よく眠れているか、の3つを毎日チェックすること。
とてもシンプルですが、健康を維持するための基本。医師の目から見ても大事なことだからこそ、患者さんにもお伝えされるのだそう。健康、体の専門家である医師がチェックしていると聞くと、改めて実践してみようと思えますね。

これらに加えて、菊池先生をはじめとした現役の医師の方が実践しているのが、血圧と体重の測定です。
血圧や体重はいわゆるメタボや生活習慣病の兆候が現れやすい指標。しかし、体調に異変が起きてから血圧を測っても後の祭りです。毎日の数値をチェックしているからこそ、変化に気づくことができます。
変化に気づくという点で、もうひとつおすすめしたいのが健康診断を受けること。医師の目から見ても避けたい生活習慣病「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」などについて、高血圧は血圧測定で変化の兆候に気づけますが、糖尿病や高脂血症に関しては、セルフチェックだけだと重篤化するまで気づくことができません。健康診断にいって採血することで、兆候を見つけるようにしましょう。

特に体に不調がない場合、健康診断などをついつい軽んじてしまいますが、上記のように普段の体調からでは気づけない病気もあります。年に一度は精密に検査をすることが大切です。健康であっても、自身の“健康の証”を積み重ねるつもりで、検査を受けてみてくださいね。

菊池先生から今週の一言

「『老化』は生物としてとても自然なことであり、避けられない運命。そうであれば、楽しく自然に年を取ることが一番でしょう。
顔に刻まれるシワや白髪など、年を重ねていくと見た目が気になりはじめますが、そうした見た目だけを取り繕ってもやはりどこか不自然な印象は拭えないもの。自然に年を取るためには体の中から健康になることが大切なのです。

そのためにも、これまでお伝えしたように、食事や運動、健康診断など、自分の健康に前向きな気持ちを持ちましょう。あれもダメ、これもダメ、というネガティブな気持ちではなく、健康的な生活に新しい楽しみを見つけることで、続けることができます。
老化に怯えるのではなく、楽しみながら健康を整え、自然に年を取っていきましょう。」

菊池祐二郎 先生
山王メディカルセンター血管病センターにて診療に従事。東京医科大学病院在籍中は主に心臓手術・血管外科を担当し、さらにその関連施設では人工透析管理に従事。心臓や血管に疾患のある患者様に元気な日常生活を送っていただけるよう、患者様お一人おひとりに最も適した治療法を考え、行っている。

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