野菜の豆知識|里芋 イモ類の中でもヘルシー!

野菜の豆知識|里芋 イモ類の中でもヘルシー!


イモ類は糖質が多いとされるだけに、食べ過ぎには気をつけているという方も多いかもしれません。イモ類の中でも9月~11月に旬を迎える里芋は、生活習慣病が気になる方におすすめの栄養素を多く含む野菜です。今回は、里芋に含まれる栄養と、おすすめの食べ方をご紹介します。

里芋に含まれる栄養について知ろう

里芋のぬめり成分は、血圧低下に効果的

里芋には複数のぬめり成分が含まれています。オクラやヤマイモ、モロヘイヤなどに含まれているのと同じぬめり成分は、粘膜を保護して胃を守る、肝臓や腎臓の機能を高める、たんぱく質の吸収を高めるといった作用があります。他には、コレステロールが血管に溜まるのを防いだり、血圧を下げる働きをするぬめり成分も。
これらはいずれも食物繊維の一種なので、おなかを整え、肌を健やかにする効果も期待できます。

昔ながらの里芋の調理法では、塩で揉んで下ゆでし、ぬめりを取って下ごしらえをしますが、栄養面から見ると、ぬめりごと食べてしまうのがおすすめなのです。

疲労回復やむくみ解消も期待できる里芋

里芋には、さまざまな栄養素が含まれています。例えば、体内の余分な塩分や水分を体外へ出す成分や、体の酸化を防ぎ、体の老化を予防する抗酸化作用に優れた成分、疲労回復の働きをする成分など。ねばり成分やイモ類としての特徴に注目されがちですが、その他にもたくさんのうれしい効果が見込める食材なのです。

皮付きのまま加熱して下ごしらえを

実は里芋の栄養が最も豊富なのは、皮の部分。ここには水に溶けやすい栄養素が多いので、水でゆでる以外の方法で加熱してから皮をむくのがおすすめです。例えば、下ごしらえの際は皮付きのまま蒸したり、電子レンジを使うのが良いでしょう。
ちなみに、里芋の皮はざらざらしていて食べにくいですが、食べること自体は特に問題ありません。

里芋のおすすめの食べ方を知ろう

里芋だけでも煮っ転がしなどでおいしくいただけますが、栄養面で相性のいい食材と組み合わせればさらに効果が期待できます。続いては、里芋のおすすめの食べ方として、組み合わせたい具材のバリエーションをご紹介しましょう。

「里芋+鶏むね肉」で高血圧予防

鶏むね肉などのたんぱく質には、血圧の上昇を抑える効果があるとされます。里芋の血圧を下げる働きと相乗効果が見込めるわけです。里芋と鶏肉は煮物の具材としても定番の組み合わせ。動脈硬化を防ぐ成分が豊富なしいたけなども組み合わせれば、さらに栄養豊富なメニューになります。

「里芋+豚肉」で血管を健やかに

豚肉のたんぱく質は、コレステロールを体外へ出すのを助け、血管を健やかにするといわれます。つまり、里芋のぬめり成分による血中コレステロールを減らす働きとの相乗効果が見込めるわけです。おすすめのメニューは、汁に溶け出した里芋の栄養ごと食べられ、野菜もたっぷり摂れる豚汁。照り焼きや炒め物などでもおいしく栄養を摂ることができます。

幅広い食べ方から、扱いやすさが人気のじゃがいもやサツマイモと比べて、煮物のイメージが強く、成分についても他のイモ類ほど知られていない里芋。しかし、その栄養はかなり豊富なのです。鶏むねのひき肉などと組み合わせたコロッケや、ベーコンを入れた和風ポテトサラダなど、新しいメニューにも挑戦しつつ、食卓に登場する機会を増やしてみてはいかがでしょうか。

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