日常生活マナー|割り箸の割り方・扱い方

日常生活マナー|割り箸の割り方・扱い方


外食時などに用いる割り箸は、1回限りの使用で衛生的、かつ便利なもの。日ごろ何気なく使っている割り箸ですが、塗り箸にはない作法があります。今回は、さまざまな場所で使うことの多い割り箸のマナーについてご紹介します。

割り箸の割り方・取り方

割り箸は、繰り返し使う箸と違い、使う前に「箸を割る」動作がありますよね。割り箸を割るときには、箸先を左にした横向きで持ち、上下に引っ張るようにして割ります。箸を縦に持って左右にぐっと開くような割り方は、勢いがついて手が大きく開くことがあり、見た目がよろしくありません。そして、隣の人に当たる可能性もあります。また、割ったあとの割り箸をこすり合わせるのも実は、マナー違反です。ささくれがあるときには、指でつまんで取り除くようにしましょう。

置いた箸の取り方は、一般的な箸と同じです。手順が3つあることから「箸さばき三手」ともいいます。箸を置くときには、手順を逆にすればOKです。

1. 右手で箸の中央やや右寄りを持ち上げる。
2. 左手で受けるように下から支える。
3. 右手も下に添え替えてから、持ち代(食べるときに指で持つあたり)のほうへ滑らせる。

割り箸の置き方 箸置きがないときは?

カジュアルな食事の場では、割り箸に箸置きがない場合もあります。食事中に箸を置きたいとき、また、食事が終わったときの箸はどのように置くのがよいのでしょうか。箸袋があるとき・ないときの箸の置き方をご紹介します。

箸袋があるときには、箸袋を活用して

箸置きがない場合、割り箸が包まれている箸袋を、箸置きとして使って構いません。食事中は箸を箸袋の上に置き、食事が終わったら箸袋に戻し、袋の先(箸に口をつけた部分)を少し折り曲げます。
また、箸袋を折って箸置きに使用することもマナー違反ではありません。箸袋を上のイラストのようにおみくじ状に折って箸置きとし、食事が終わったら結び目にもぐらせるように箸先をしまいます。

箸袋がないときには、箸の汚れた部分が見えないように

箸袋がない場合で、いったん箸を置きたいときには、高さのない自分用の平皿や豆皿に、口をつけるほうを上に立てかけて置きます。食後は箸に口をつけた部分が見えないように、お皿の手前に置きましょう。周りから箸の汚れた部分が見えにくいようにする、と覚えておくとよいでしょう。

うっかりしていませんか? お箸にまつわるマナー違反

割り箸にかかわらず、日本料理の作法ではよろしくないとされる箸の使い方を「嫌い箸」と呼んでいます。代表的な嫌い箸は次の通りです。

移り箸…料理を取りかけたあとに、取らずに他の料理に箸を移すこと。
かき箸…茶碗の縁に口をつけて、箸で食べ物をかき込むこと。
込み箸…口に入れたものを、箸で口の中に押し込むこと。
探り箸…椀の中をかき混ぜるなど、中身を探ること。
刺し箸…食べ物を箸で挟まずに、突き刺すこと。
涙箸…箸の先から汁をたらすこと。
二人箸…箸と箸で食べ物を受け渡すこと。
もぎ箸…箸についた飯粒などを、口でもぎ取ること。
渡し箸…箸を器の上に乗せること。

私たち日本人にとってお箸は欠かすことのできない、とても身近な道具のひとつ。だからこそ、正しく美しい使い方を身につけておきたいものです。箸の使い方は、気にしていなくてもふと目に入ります。今一度、正しく割り箸が使えているか、振り返ってみてくださいね。

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