散策|特別天然記念物・秋芳洞(山口県) 日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」を見に行こう

散策|特別天然記念物・秋芳洞(山口県) 日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」を見に行こう


山口県の代表的な景観といえば、秋吉台国定公園と並んで鍾乳洞・秋芳洞(あきよしどう)が有名ではないでしょうか。秋芳洞が地下深くに広がる光景は、まさに地球が生み出した芸術品。
今回は、ダイナミックで神秘的な日本屈指の大鍾乳洞をご紹介します。

秋芳洞までは、バスの利用が便利です。JR新山口駅からバスで約45分の秋芳洞で下車します。JR新山口駅までは、電車・新幹線か山口宇部空港発着の飛行機を使いましょう。

国の特別天然記念物・秋芳洞

山口県の中央部・美祢(みね)市にある、国の特別天然記念物・秋吉台国定公園。石灰岩でできたカルスト台地と呼ばれる地形が知られていて、日本最大級の規模を誇ります。公園の100メートル地下には、こちらも国の特別天然記念物に指定されている秋芳洞を含め、約450もの鍾乳洞や洞窟が存在しています。

秋芳洞はかつて、カルスト台地に地下水や雨水が流れ込む様子からか、「滝穴(たきあな)」と呼ばれていました。その様子は約数十万年前から続いているそうです。
秋芳洞は気の遠くなるような年月と自然が生み出した、壮大な地球の芸術品なのですね。

地上に表れているその姿はまさに巨大な穴で、入り口の高さは約20メートル、幅は約8メートルにもおよびます。内部は約1キロの道のりを歩いて鑑賞することができます。また洞内は1年を通して平均気温が17℃と、夏は涼しく冬は暖かいので、快適に観光できる点も魅力です。

秋芳洞の魅力を堪能コース2選

秋芳洞への入り口は合計3カ所あり、鍾乳洞の観光コースの両端に1カ所ずつ(秋芳洞入口・秋芳洞黒谷入口)、真ん中に1ヵ所(エレベーター口)です。

所要時間は、秋芳洞入口(または秋芳洞黒谷入口)から入り、秋芳洞黒谷入口(または秋芳洞入口)で折り返してスタート地点まで戻ると、約1時間です。
真ん中のエレベーター口を利用する場合、エレベーターに乗って鍾乳洞に入ります。鍾乳洞に入ったら、秋芳洞入口と秋芳洞黒谷入口までそれぞれ行って戻ってきて、エレベーターで地上に戻るルートです。

洞窟内は自然がそのまま残されていますが、一部はバリアフリー化されていて誰でも歩きやすい道に整備されています。今回は、①車いすの方も移動がしやすいバリアフリーのコースと、②階段がありますが、高低差の少ないコースをご案内します。

①「百枚皿」を見学する上りコース

秋芳洞入口

青天井(鍾乳洞入口の滝を越えて秋芳洞洞内に入ったところ)

百枚皿

秋芳洞黒谷入口
合計 約1時間

秋芳洞からすぐの場所は、「青天井」と呼ばれています。入り口から光が差し込み、洞窟内の川に反射して天井が青く見えることからそう呼ばれ、穴が空いたような広い空間が特徴です。

続いて見えてくるのが「百枚皿」です。
石灰岩の段丘から流れ出る水の波紋が、石灰成分によって固まり皿を何枚も並べたかのような様子から、この名前が付けられました。実際は、500枚以上の“皿”が並んでいるといわれています。

②「黄金柱」を見学する下りコース

秋芳洞黒谷入口

黄金柱

秋芳洞入口
合計 約1時間

続いては秋芳洞のシンボルといわれる巨大な「黄金柱」。水が壁をつたって流れることで形づくられる、「フローストーン」という種類の鍾乳石です。高さ約15メートルにもおよび、自然が生み出す不思議な景色が見られます。

見学するには、洞窟の上部に位置する秋吉台案内所のエレベーターを利用するのが便利です。道の一部が急勾配になっているため、足元に注意して進みましょう。

秋吉台観光交流センター総合案内所
所在地:山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2
営業時間:8:30~17:00
休業日:なし
※正面入り口と、観光交流センターで車いすの貸し出し(無料)があります。

最後に、もっと探検気分を味わいたい方向けに「秋芳洞闇のロマン体験」をご紹介します。

実はこの秋芳洞、一般客がいなくなり照明も落とされた19:00から、ガイドの案内で回るというプランがあるのです。日中はLEDで照らされている洞内ですが、照明を消した暗闇の秋芳洞を、貸し出された懐中電灯だけを頼りに歩くという、かなりスリリングな夜の探索が楽しめます。
実施期間は4月~11月、1週間前には予約が必要、当日参加人数が4人以上、といくつか条件がありますが、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

秋芳洞
所在地:山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2
入洞受付時間:8:30~17:30、12月~2月は8:30~16:30
休業日:なし
入洞料金:大人・高校生1,200円、中学生950円、小学生600円
※「闇のロマン体験」のご予約は、秋吉台観光交流センター(観光総務課)0837-62-0305で受付しています。

※掲載されている情報は平成30年10月現在のものです。

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