温泉|指宿温泉(鹿児島県) 波音を聞きながら砂むし温泉でリフレッシュ

温泉|指宿温泉(鹿児島県) 波音を聞きながら砂むし温泉でリフレッシュ


鹿児島県の南部、穏やかな鹿児島湾に面した指宿(いぶすき)温泉は、南九州のなかでも非常に高い湧出量を誇る温泉です。摺ヶ浜(すりがはま)温泉、弥次ヶ湯(やじがゆ)温泉、二月田(にがつでん)温泉などを総称して指宿温泉といいます。
特に摺ヶ浜温泉は、海岸沿いに湧いてくる温泉を利用した「天然砂むし温泉」が有名で、砂のなかに体を埋めて入浴する方法は、300年以上も前から親しまれているのです。他にも、温泉街には足湯や砂足湯、温泉旅館などの施設が多くあるので温泉三昧の旅が楽しめます。

画像提供:指宿市観光協会

指宿温泉へのアクセス

鹿児島市内からのアクセスは、車の場合は国道226号線で、または指宿スカイラインで向かうことができます。鉄道の場合は、JR九州の鹿児島中央駅から指宿枕崎線を使い、観光特急「指宿のたまて箱」で約55分の指宿駅で降りましょう。そこからは徒歩約20分、もしくはバスに乗って約5分で到着です。
鹿児島国際空港からの場合は、指宿駅前までバスが出ていて、約1時間40分で着きます。

鹿児島市内からのアクセスに便利。特急「指宿のたまて箱」

画像提供:指宿市観光協会

指宿市の人気の観光地、長崎鼻の竜宮伝説から生まれた「指宿のたまて箱」は、“いぶたま”の愛称で親しまれている特急列車です。

海側が白、山側が黒というおしゃれな外観で、車内は明るい木彫のインテリアやゆったりとしたソファーシートやキッズチェアがあります。さまざまな魚たちが描かれた柵やパネル、車内の図書館には海に関する絵本や冊子、壁には海の生き物たちを可愛く描いたイラストもあり、旅情をかきたてられます。
玉手箱の白い煙をイメージした演出があるのも魅力のひとつ。発車停車の度に車両の出入り口から白い霧が吹き出し、まるで玉手箱の箱を開いた瞬間のようです。

JR鹿児島中央駅からJR指宿駅まで、眼前には錦江湾(鹿児島湾)、遠くかすむ大隅半島や雄大な桜島など、絶景を満喫しながら列車の旅が楽しめます。

「砂むし温泉」ってどんなお風呂?

画像提供:指宿市観光協会

砂むし温泉は、海岸に湧く温泉を利用して砂のなかに体を埋めて入浴する世界でも珍しい入浴法で、300年以上前から湯治客に親しまれていました。温泉熱がゆっくりと体全体を温めるので血行がよくなり、さらに砂の重みにより血液循環が進み、老廃物の排出を助ける効能などがあるといわれています。

その効能は近年、医学的にも効果が立証されていて、砂むしに入ると心拍出量が増え、体の奥の体温が上がるなど、さまざまな効き目があることが判明しています。その効果は普通の温泉の3~4倍だといわれているそうです。

「砂むし温泉」の入り方

画像提供:指宿市観光協会

では、実際の砂むし温泉体験を始めるにあたって、流れと気を付けたいポイントをご紹介します。

1. 受付で入浴説明を聞き、浴衣を借ります。頭に巻くフェイスタオルが必要ですので、持っていない場合は購入しましょう。

2. 脱衣室で浴衣に着替えます。水着の着用は発汗作用の妨げになるので、裸の上に浴衣を着用します。メガネやアクセサリーなど身につけているものは、すべて外しましょう。

3. 指定された砂の上に仰向けになり、砂をかけてもらいます。頭が砂だらけになるのを防ぐために、タオルを巻きましょう

4. 砂は約50℃~55℃で、砂をかけた約10分後には全身に汗が噴き出し、さわやかな気分に。途中で熱く感じたら手や足を出しても構いません。

5. 砂むし温泉から出るときは、両腕を出して、おなか・胸に乗っている砂を取り払い起き上がります。

6. 入浴後は、各体験施設のシャワーで砂を落とし、砂むしでかいた汗をきれいさっぱり温泉で流しましょう。十分な休憩、水分補給も忘れずに取ってくださいね。

砂むし体験ができる施設は合計7ヶ所、そのうち宿泊せずに立ち寄りで砂むし体験ができる施設は2ヶ所あります。女湯と男湯の内湯があり、地熱の天然蒸気で蒸した野菜がいただける、山川砂むし温泉「砂湯里(さゆり)」と、大浴場やサウナ、軽食コーナーがある指宿最大の立ち寄り施設、砂むし会館「砂楽(さらく)」です。日替わりで訪れるのもいいかもしれません。

山川砂むし温泉「砂湯里」
所在地:鹿児島県指宿市山川福元3339-3
電話番号:0993-35-2669
営業時間:7~8月9:00~18:00(受付終了17:30)/9~6月9:00~17:30(受付終了17:00)
定休日:年中無休(荒天時は休業)
入浴料:820円

画像提供:指宿市観光協会

砂むし会館「砂楽」
所在地:鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18
電話番号:0993-23-3900
営業時間:8:30~12:00/13:00~21:00(受付終了20:30、土・日・祝日は12:00~13:00も営業)
定休日:年中無休(7月・12月の第2週火曜および荒天時は休業)
入浴料:1,080円

画像提供:指宿市観光協会

砂むし温泉入浴前後に味わいたい指宿名物「温たまらん丼」

画像提供:指宿市観光協会

温泉地といえば温泉を利用して作る温泉卵が有名ですよね。指宿では砂むし温泉の源泉で作った温泉卵を使用している「温たまらん丼」が名物です。こだわりの“温泉卵”とおいしくて“たまらない”という言葉をかけていて、各店によりさまざまなアレンジがされています。肉や海鮮、うなぎ、新鮮野菜など具材に定義はなく、和洋中のジャンルも問いませんが、「さつま芋卵」と呼ばれる市内の養鶏場で生まれた卵を使った温泉卵が必ずトッピングされています。

さらには、指宿産の黒豚をメインに、指宿産の旬の野菜とコラボさせた黒豚料理「温たまらん豚」もあります。指宿産の黒豚、野菜、温泉卵と、指宿のおいしいものが集結したし新しいご当地メニューです。

砂むし温泉で汗を流せば、身も心もすっきりと過ごせそうですね。ぜひ、日本で唯一の砂むし体験ができる指宿温泉に足を運んでみてください。

※掲載されている情報は平成30年11月現在のものです。

最新の投稿


健康法|今から取り組む「フレイル」予防

健康法|今から取り組む「フレイル」予防

「フレイル」とは、介護が必要になる手前の虚弱な状態を示す概念。昨今のコロナ禍で外出する機会が減ったことにより、フレイルに陥る高齢者が増加していると指摘されています。今回は、健康なうちから取り組みたいフレイル対策についてご紹介。フレイルの兆候を知ることができる簡単なチェック項目もありますので、自分にあてはまるものがないか確認してみてください。


郷土料理|泥亀汁 近江商人の夏バテ予防食(滋賀県)

郷土料理|泥亀汁 近江商人の夏バテ予防食(滋賀県)

泥亀汁(どんがめじる)は、滋賀県湖東地方に伝わるみそ汁。“日本三大商人”のひとつといわれる近江商人が、夏バテ予防のために食べていた郷土料理です。名前だけ聞くと少し驚きますが、もちろん泥や亀が入っているわけではないのでご安心を。今回は、泥亀汁の栄養やレシピについてご紹介します。


スキンケア|うっかり日焼けにご用心 マスク着用中も紫外線対策

スキンケア|うっかり日焼けにご用心 マスク着用中も紫外線対策

マスクをしていると、顔の大部分が覆われている安心感から紫外線対策が不十分になっていませんか?一般的な不織布でできたマスクは紫外線を透過させるため、マスク越しに日焼けをしてしまいます。また、日焼け止めを塗っていても、肌が出ている部分と隠れている部分でムラ焼けが起きることもあります。今回は、日差しが強くなってくる季節を前に見直したい、マスク着用中の紫外線対策についてご紹介します。


郷土料理|かっぱ麺 キュウリの産地で生まれた新名物(福島県)

郷土料理|かっぱ麺 キュウリの産地で生まれた新名物(福島県)

福島県須賀川市で2007年に生まれた新名物「かっぱ麺」は、須賀川市が全国トップクラスの生産量を誇るキュウリを使ったユニークな麺料理。見た目が涼やかでのどごしもよく、夏にぴったりのメニューです。今回は、かっぱ麺の概要や栄養、おすすめの食べ方についてご紹介します。



せたがや日和とは?
世田谷自然食品ホームページ
シーク公式ブランドサイト