野菜の豆知識|「パセリ」栄養面は主役級の香り野菜

野菜の豆知識|「パセリ」栄養面は主役級の香り野菜


料理の彩りに、肉の臭み消しにと名脇役のパセリ。実は栄養面・機能面から見れば、主役にしたいくらいの優秀な食材です。今回は、パセリの優れた栄養や、使い方、余ったパセリの保存方法などについてご紹介します。

春と秋、2度旬を迎えるパセリ

西洋では紀元前から食用にされていた、セリ科の香草パセリ。日本にはオランダから長崎に伝わったため「オランダセリ」という和名がついています。
パセリにはさまざまな種類があり、私たちがよく見るパセリはちぢれ葉種。そのほか、葉が平らで柔らかく主にイタリア料理に用いられる平葉種のイタリアンパセリ(上画像)、太い根の部分を食べる根パセリなどがあります。この記事でご紹介するちぢれ葉種のパセリは、ハウス栽培で通年出回っていますが、旬は3~5月と9~11月で、この時期は葉が柔らかくおいしくなります。

パセリの栄養

パセリに含まれる栄養成分は、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンKなどが豊富です。ビタミンKはあまり聞き慣れない名前ですが、カルシウムの石灰化を助け、骨を強くしてくれる栄養素です。鉄分やカリウムなど、不足しがちなミネラル類もしっかり含まれています。
パセリの独特の香りは、食欲増進、疲労回復、口臭予防に効果が期待できます。胃に適度な刺激を与えて消化をよくするので、食欲不振時にもおすすめです。

パセリの選び方・使い方

買う時には、まず切り口をチェックして、黒ずんでいないものを選びましょう。葉の緑は濃く、茎の緑は鮮やかなものがおすすめです。
パセリはレタスやキャベツのように、切ってドレッシングであえるだけで立派なサラダになります。食べ慣れない方は、細かく刻んでからお好みの調味料や卵焼きに混ぜたり、肉や魚料理にふりかけたり、パセリ独特のクセを薄くする調理法から試してみてください。

余ったパセリは、冷凍保存がおすすめ

束で購入したパセリは余ってしまいがちです。しかし、パセリは1カ月程日持ちするので、使いきれなかった分は冷凍で保存しましょう。

パセリの冷凍保存

水洗いしたパセリの水をよく切って、葉と茎に分け、茎はみじん切りにします。ポリ袋や冷凍保存袋に入れ、そのまま冷凍庫で保存します。

冷凍パセリの使い方

解凍せずに、そのまま調理できます。凍ったパセリを袋ごと揉むと、みじん切り状になるので便利です。

メインの横に添えられたパセリは食べない方も多いようですが、栄養面で見ても食べておきたい野菜です。パセリの美しい緑色が、食卓の彩りを華やかにしてくれます。

せたがや日和とは?
世田谷自然食品ホームページ