日常生活マナー|覚えておきたい登山のマナー

日常生活マナー|覚えておきたい登山のマナー


お花見、新緑、紅葉と、行楽シーズンの間だけは山登りをするという方も少なくありません。登山のマナーは山を美しく保つという目的だけでなく、訪れる人たちの安全性を高めることにも役立つ知識です。お出かけ前にぜひこちらの記事をご参考に、楽しい山登りにしていきましょう。

レベルに合った山選びとスケジュール

まずに大切なのは「レベルに合った山」を選ぶこと。登山ルートや天気を調べ、無理がないか確認しておきましょう。また、山は日暮れがはじまると夜までがあっという間です。「この時間までに登頂できなければ下山をはじめる」と、下山スタート時間を決めて守るようにしてください。

また、いくら天気予報をチェックしていても、山の天気は正しい予測が難しいものです。短時間だけ降った雨で服が濡れ、風が吹くたびに体温が奪われる……町中ではなんでもない小雨でも、山の中では予想外の事態になる場合があります。脱ぎ着しやすい温かい服、風をよける防風服など、予備の服を携帯しておきましょう。

すれ違う時には登り優先、一列で歩こう

道幅が狭い山道ですれ違う時は、「登り優先」が基本。下りの方が山側によけて、登りの方が通り過ぎるのを待ちましょう。これは、登りのほうが体力的にきつく、ペースを乱すのを避けるためであるのに加え、下りのほうが相手に気づきやすく、すれ違うためによけておく場所を見つけやすいためです。また、グループ登山の場合には、別の登山者が通りやすいようスペースをつくり、また、ぶつかって転んでしまわないように、大きな道以外は基本的に一列で歩くようにしましょう。

山登りでは、すれ違う際に「こんにちは」とあいさつをするのが一般的です。これは単に、あいさつが気持ちがいいというだけでなく、万が一のことがあった時に捜索の手がかりになる場合があるためです。恥ずかしがらずにぜひ声かけをしてみてください。

山のものは持ち帰らない&ゴミは持ち帰る

登山の記念にと植物や石などを持ち帰るのは、山の生態系を乱す可能性があります。「ほんのちょっとなら」と思わず、少量でも持ち帰らないようにしましょう。また、野生動物へのえさやりも厳禁です。人からえさをもらった動物は、自分でえさを獲らなくなったり、人に必要以上に近づくようになったりすることがあります。

登山中に出たゴミはすべて家まで持ち帰りましょう。山中で捨てないだけでなく、避難小屋のゴミ箱や、帰り道のコンビニなどに捨てるのもマナー違反です。また、できるだけゴミが出ないような工夫も大切。お菓子の包装紙は外す、小さいゴミをまとめられるゴミ用のファスナーバッグを用意するなど、荷物準備の段階でゴミを最小化すれば、荷物の軽量化にもなります。

今回ご紹介したのは、登山マナーの基本中の基本です。登山マナーを守ることは、自分自身と周りの人、そして自然を守ることにつながります。どんなに低い山でも、また、登ったことのある山でも、油断せず、マナーを守って安全で楽しい登山にしましょう。

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