風邪予防|甘さとあったかさが体にしみる「エッグノッグ」

風邪予防|甘さとあったかさが体にしみる「エッグノッグ」


風邪かな?と思った時に飲まれてきた卵酒。実は、卵とお酒を組み合わせた飲み物は、日本だけのものではありません。なかでも、牛乳・砂糖・洋酒を用いた「エッグノッグ」は世界的に有名で、カスタードのような甘さととろみがほっとする味わい。アルコール抜きでもおいしく、寒い冬に飲むと体の芯から温まります。今回はエッグノッグの成り立ちやレシピについてご紹介します。

冬の休日ドリンク「エッグノッグ」とは

欧米では、冬になると家族団らんの場に出されるエッグノッグ。牛乳に卵と砂糖を入れた濃厚な甘さの飲み物で、11月の終わりごろの感謝祭にはじまって、クリスマス、大晦日など、休日の飲み物として親しまれてきました。

冬になれば紙パックなどに入ったアルコール抜きのものが、食料品店で販売されるようになります。大人たちはそれにウイスキーやブランデー、ラム酒などを追加して、カクテルのように楽しむのだそう。

卵とお酒と聞くと、私たちは卵酒を想像しますが、エッグノッグはアルコール抜きでも飲めるもの。水分と栄養が補給できますから、卵酒が好きな方はもちろん、苦手な方の滋養としてもエッグノッグはおすすめです。

風邪のひきはじめにもおすすめ

きちんと食べていなかったり、睡眠が足りていなかったり……。風邪をひくのは、そんな免疫力が落ちているタイミングです。こんな時にはたんぱく質のあるものを食べて、エネルギーとなるカロリーもしっかり摂る必要があります。とはいえ、弱った体にスタミナ料理はつらいものです。

牛乳と卵には、免疫力を高めてくれるたんぱく質が豊富に含まれています。また、卵白には黄身を細菌から守る殺菌酵素が含まれており、これがのどの腫れや咳を鎮めるのに役立ちます。

風邪をひいた時に飲まれてきた卵酒は、「完全栄養食」ともいわれる卵の豊富な栄養素と、酒の血行を促進する力を利用したもの。エッグノッグはその力に加え、エネルギーとなる砂糖が入っています。

エッグノッグのレシピ

エッグノッグをおいしく作るコツは「各材料をしっかりと混ぜる」「沸騰させず、根気よく弱火で」の2つ。牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクを使っても、また違う風味で美味です。
お酒を入れる場合は、風邪薬や他のドリンク剤と一緒に飲まないようにしましょう。

<材料(1人分)>
【A】
牛乳…200mlくらい
卵…1個
砂糖、もしくはメープルシロップ…大さじ2
お好みで洋酒(ウイスキー、ブランデー、ラム酒など) …大さじ2~6くらい

【B】
エッグノッグに風味をプラスするスパイス類。なくても構いません。
カルダモン(※)、シナモン、ナツメグ、バニラエッセンスなどを、お好みで少々加えます。

※カルダモン…ショウガ科の香辛料

<作り方>
  1. 卵と砂糖をボウルに入れ、泡立つくらいまでしっかりと混ぜ合わせる。
  2. 1に牛乳を少量ずつ加えて、さらによく混ぜ合わせます。
  3. 小さめの鍋に2を入れて弱火にかけ、かき混ぜながら熱します。
  4. およそ5分、とろみがついてきたら完成です。火を止めて洋酒を加え、お好みで【B】を加えてください。

こちらの作り方は最後に洋酒を入れていますが、お酒に弱い方は(3)の加熱時に入れてアルコールを飛ばしても問題ありません。

風邪のひきはじめは、あたたかくて栄養のある飲み物を積極的に摂りましょう。卵酒、ホットワイン、生姜湯にゆず湯と、さまざまなものがありますが、今年の冬はエッグノッグを試してみてはいかがでしょうか。なんとなくのどがいがらっぽい、熱がありそうな気もする。もしかしたら……そんな時にぜひ思い出してください。

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