健康法|長引く咳に、咳をやわらげるアレコレ

健康法|長引く咳に、咳をやわらげるアレコレ


咳はさまざまな病気で現れる症状のひとつですが、特に早朝や夜間の咳はゆっくり眠れずつらいですよね。咳は喉や胸の痛みにつながるだけでなく、長引くと睡眠不足にも陥ります。ここでは、古くから咳によいとされてきた咳止めのツボや食養生を紹介します。

休憩時には「はちみつ&コーヒー」

コーヒーに咳を止める効果があるのをご存じですか。 コーヒーに含まれるカフェインは、気管支を広げて呼吸を楽にし、筋肉の収縮力を高めて横隔膜の働きを助ける役割があります。

一方、はちみつはイガイガするような喉の違和感をやわらげる効果があります。その理由はいまだ明らかになっていないのですが、その効果はお墨付き。WHO(世界保健機関)では咳の緩和にはちみつを推奨しています。

コーヒーにはちみつを入れた「はちみつコーヒー」は、両者のいいとこどりの咳止めドリンク。休憩時の飲み物におすすめです。ちょっと一杯……とリラックスすることで、ストレスから誘発される咳にもよいそうです。

コーヒーが苦手な方は「はちみつ大根」はいかがでしょうか。

夏から秋にかけては、梨を使った薬膳デザートもおすすめです。

就寝時は濡れマスク&横向き

就寝時には喉・鼻の乾燥が進みます。理由は、就寝時は唾液と鼻汁の分泌量が減少すること、また、鼻は吸った空気をあたためて湿らせる働きがありますが、寝ている時は口呼吸になりがちだからです。眠っていたのに咳で起きてしまう方は、喉・鼻がひどく乾燥していると考えられます。

寝ている間に咳が出る方は、横向きで寝てみてください。うつぶせやあおむけだと気道を圧迫してしまい、咳が出やすくなるためです。また、部屋に濡れタオルや洗濯物を干しておく、霧吹きでカーテンを湿らせるなどをしておくと、部屋の乾燥を効果的に抑えられます。

また、最もおすすめしたいのが「濡れマスク」です。使い捨ての便利な濡れマスクも出回っていますが、ガーゼマスクで自作も可能です。作り方は、ガーゼマスクを水かお湯で濡らして絞り、鼻は隠さずに口のみを覆うだけ。紐が濡れると冷たさを感じるので、濡らす時は紐に水をつけないようにご注意ください。マスクの上部3分の1を外側へ折り返すと、しっかり止まり、寝返りをうっても外れにくくなります。

使い捨ての不織布を使うなら、マスクの内側に濡れガーゼを当てたり、マスクを2つ重ねた間に濡れガーゼをはさんだりする方法もあります。いくつか試して、自分に合った方法を見つけてみてください。

外出先でも試せるツボ押し

「扁桃のツボ」とも呼ばれる「尺沢(しゃくたく)」は、昔から咳止めに用いられてきたツボです。喉の腫れや痛みにも効果が期待できます。花粉症のくしゃみや咳にもよいといわれているので、気管支が弱い方は場所を覚えておくとよいでしょう。移動中や薬が飲めない時にはぜひ試してみてください。

<場所>
肘を曲げると内側にシワができます。そのシワ上で浮き出ている腱のすぐ外側(親指側)にあります。

<押し方>
曲げた方と反対の手で、内側から肘を包み込んで親指をツボに当て、少し強めに押します。そのまま10~20回、肘を曲げ伸ばしします。右手・左手それぞれの尺沢で行いましょう。

長引く咳・慢性的な咳は病院へ

さて、ここまでさまざまな対処法をご紹介してきましたが、これらはいずれも対症療法的なもの。咳がひどく寝付けないような時、一時的に症状を抑えるために活用してください。

咳は喉や気道にとても負担をかけるものです。長引く咳には、咳ぜんそくをはじめ、副鼻腔の炎症、アレルギー性鼻炎、逆流性食道炎、さらには心不全が隠れていることもあります。咳だけの症状だからと甘く見ず、専門医に診てもらうようにしましょう。

人前に出る時や電車に乗る時、我慢できない咳は人の目も気になります。眠りも妨げてくるので厄介ですよね。咳がつらい時には、こちらでご紹介した方法を思い出してみてください。カラダをあたたかくして、無理せず養生してくださいね。

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