ファッション|花粉の時季を快適に過ごす コーディネートのコツ&衣類ケアのポイント

ファッション|花粉の時季を快適に過ごす コーディネートのコツ&衣類ケアのポイント


日本人の約4割に自覚症状があるといわれる花粉症。春先になると、つらい症状に苦しんでいる方も多いことでしょう。この時季、外出すると目には見えない大量の花粉が衣類に付着しています。そして、そのまま室内に入ると、家のなかでも症状が出続けてしまうことに……。今回は、衣類への花粉の付着をできるだけ防ぐためのコーディネートのコツと、衣類のお手入れ時に意識したいポイントをご紹介します。

花粉の付着量を左右する、衣類の素材と静電気

花粉症の原因となる花粉にはさまざまな種類があり、年間を通して飛散しています。なかでも春に多く飛散するのがスギやヒノキの花粉で、2月から4月にかけてピークを迎えます。

花粉のシーズンに屋外を1時間歩いただけで、衣類には数万個もの花粉が付着するといわれます。実は、花粉の付着量は、衣類の素材とその組み合わせによって発生する静電気が影響しています。

生地の表面がなめらかな素材は花粉が付着しにくいのに対して、凹凸のある素材は花粉が引っかかりやすくなっています。また、衣類の素材には、プラスに帯電しやすいものとマイナスに帯電しやすいものがあります。プラスとマイナスの異なる素材同士がこすれ合うと静電気が発生し、花粉を引き寄せてしまいます。

このことから、日々のコーディネートを工夫することで花粉が付着しにくくなり、花粉症のわずらわしい症状を軽減できる可能性があるのです。

花粉が付着しにくい&しやすい素材と効果的な組み合わせ方

衣類の素材をチェック

ふだん衣類を選ぶ時、色やシルエットは気にしても、素材を意識することは少ないかもしれません。花粉が飛散する時季になったら、花粉が付着しやすい素材を避けたコーディネートがおすすめです。特にアウターには、花粉が付着しにくいトレンチコートやジャンパーなどを羽織るとよいでしょう。

<花粉が付着しにくい素材>

表面に凹凸が少なく、ツルツルとした手ざわりの生地
…ナイロン、ポリエステル、綿、シルク、革 など

<花粉が付着しやすい素材>

表面に凹凸があり、毛足が長い生地
…ウール、フリース、ファー、モヘア、コーデュロイ など

静電気が発生しにくい素材の組み合わせ

花粉が付着しにくい生地の衣類でも、他の素材との組み合わせによって静電気を発生させてしまうことがあるので注意が必要です。

こちらの表は、代表的な素材の帯電のしやすさをまとめたもの。表の左側にある素材ほどプラスに帯電しやすく、右側にある素材ほどマイナスに帯電しやすくなっています。同じ素材同士でコーディネートをすれば、静電気は発生しにくくなります。

まだ肌寒い日が続く春先は、いろいろなアイテムを重ね着することがあるでしょう。衣類に付いている組成表示を確認し、静電気が発生しにくい組み合わせを探してみてください。

室内への“持ち込み花粉”を防ぐには衣類のお手入れがカギ

屋外にいる時にマスクやメガネなどで花粉対策をしていても、室内に持ち込まれた花粉によって花粉症の症状が悪化してしまうことがあります。この“持ち込み花粉”を減らすには、衣類のケアがポイントです。

帰宅後すぐに花粉を落とす

屋外から帰宅したらすぐに、衣類に付着した花粉を落としましょう。家に入る前に外で花粉を払うのが効果的です。また、玄関先に洋服ブラシや粘着クリーナーを常備しておくのもおすすめ。コートやスカートの裾、バッグとこすれる部分など、静電気が発生して花粉が付着しやすい箇所は特に入念にブラッシングを。

洗濯をする時は柔軟剤を使う

柔軟剤は、衣類をやわらかく仕上げるだけでなく、静電気を防ぐ効果もあります。また、衣類を花粉から守るため、洗濯物を屋外に干すのは控えたいところ。柔軟剤を使うことで、部屋干しをしても生乾きのイヤなニオイがしにくくなります。

専用のスプレーで花粉をブロック

なかなか洗濯できない素材の衣類やアウターには、花粉や静電気を防止する専用のスプレーを利用しましょう。衣類用だけでなく、髪の毛や、メイクの上から肌に使えるタイプのものもあります。

花粉症に悩まされる方にとって、つらい日々が続く春の花粉シーズン。コーディネートや衣類ケアで花粉対策を行い、少しでも快適に過ごしたいですね。

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