健康習慣|不調を寄せ付けない、梅雨の時期の過ごし方

健康習慣|不調を寄せ付けない、梅雨の時期の過ごし方


ジメッとした梅雨は、気分もなんだかじっとり落ち込みがち。この時期には、特有の体の不調が現れる方も多いのではないでしょうか。梅雨の次には夏の暑さが待っていますから、体調を崩すのは避けたいところです。今回ご紹介する梅雨の養生をチェックして、少しでも快適に乗り切りましょう。

梅雨の不調、特徴は「ずっしり重い」

梅雨は湿度・気温がどちらも高く、その一方で雨に濡れたり、エアコンで屋内は涼しかったりと、めまぐるしく変わる環境にさらされる時期です。このような環境下で過ごしていると、普段は問題ない方でも不調が出てきたり、もともと不調があった方はさらにつらくなったりします。

梅雨に起こる不調の主な原因は、余分な水分と冷え。例えば、冷たい飲食物や甘いものの摂りすぎ、湿気、エアコンなどがさまざまに重なり合って、体が重だるい・頭重(頭が重い、だるい、ぼーっとする)・おなかが張る・おなかがすかない・便が泥状・頻尿または尿の出が悪いなど、「ずっしりと重たい」イメージの不調が現れるのです。
また、ジュクジュクとした湿疹、関節の痛みなどが梅雨になるとひどくなる場合は、こちらも余分な水分と冷えが影響していると考えられるでしょう。

外側から体を守る

梅雨期の不調から心身を守るためには、体の外と内の両方で「余分な水分と冷え」が溜まらないようにするのがポイント。まずは体の外の環境から対策をみていきましょう。

まず体の外、つまり環境面の対策は、除湿機やエアコンの除湿機能を活用して、室内の湿度を下げること。晴れや曇りの日は積極的に窓を開けて空気を入れ替えるとよいでしょう。室内で洗濯物を干す場合には、扇風機や除湿機を使ったり、浴室乾燥機などを用いたりして、早く乾くよう工夫します。

あまり寒いと感じていなくても、この時期は意外と体が冷えているもの。汗をかいていなくても、寒いと思っていなくても、シャワーではなく湯船にお湯を張って入浴しましょう。めんどうな時には足湯もおすすめです。お風呂に浸かると、じんわり体がほぐれて、冷えていたことを実感するはずです。

また、汗かきの方は、靴下や下着をこまめに替えたり、体が重だるい場合には、寝間着を長袖長ズボンにして体を外気にさらさないようしたりすると不快感が軽減されます。

体をあたためる記事については、以下も参考にしてみてください。

内側から体を守る(食養生)

次に、体の内側の対策について、食の面からご紹介します。余分な水分の排出をうながす食材には、玄米やハトムギ、きのこ、海藻、ナス、かぼちゃ、じゃがいも、こんにゃく、しょうが、ネギ、バナナなどが挙げられます。玄米は消化に時間がかかるので、胃が弱っている時には白米のほうがおすすめです。

利尿作用のある小豆や大豆などの豆類や、豆腐、味噌などの大豆由来の食品もおすすめです。冷たいものは避け、作り置き惣菜などもほんの数十秒でよいので電子レンジであたためるようにしましょう。

反対に控えていただきたい食材は、ベーコンなどの加工肉を含んだ脂肪の多い肉、いくらなどの魚卵、高脂肪食品、味の濃いもの、揚げ物、甘いもの、炭酸飲料、冷たい飲み物です。体がだるく食欲がない場合には、肉や濃い味付けのいわゆる「スタミナ料理」は避けて、あたたかくて消化のよいものを食べるようにしましょう。

おすすめの食材・控えたい食材の両方をご紹介しましたが、どちらかと言えば「控えたい食材を摂らない」ほうが、手っ取り早く改善に向かいます。ぜひ「冷たい・濃い・甘い・生食・脂っこい」の5つを避けることを心がけてみてください。

体の内と外はつながっていますから、季節が違えば体の具合も変化します。それぞれの季節の特徴を捉え、そのときどきで工夫して過ごすのが1年を通して元気でいるコツです。とはいえ、難しいものではなく、こちらで紹介したちょっとした工夫で構いません。上手に梅雨を乗り切るために、心身の環境を整えていきましょう。

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