健康習慣|エナジードリンクと栄養ドリンク、どう違うの?

健康習慣|エナジードリンクと栄養ドリンク、どう違うの?


エナジードリンクと栄養ドリンク。どちらも「飲めば元気が出る」といったイメージで差異はないようにも思えますが、実は明確な違いがあります。今回は、エナジードリンクの概要や栄養ドリンク、スポーツドリンクとの違いなどについてご紹介します。

最近よく聞く「エナジードリンク」とは?

体力や持久力が気になる人のための飲料を指す通称

エナジードリンクとは、肉体疲労時など体力や持久力が気になる際に、リフレッシュを目的として飲まれている飲料の通称です。明確な定義はありませんが、近年メーカーなどがエナジードリンクとして発売している商品には、細めの缶容器を用いたものが多く見られます。

成分も体力や持久力、爽快感を意識したものが一般的

エナジー(エネルギー)と銘打つほどですから、ドリンクの成分も一般的な清涼飲料水より機能面を重視したものが多く配合されています。製品によって配合内容は違いますが、よく見られるのはアルギニン、バリン、ナイアシンなどのアミノ酸やビタミン類、カフェインやカフェインを多く含むガラナなどです。また、強めの炭酸や糖分を含むのも一般的です。

栄養ドリンクとエナジードリンクの違い

栄養ドリンクは「医薬品」や「医薬部外品」が多い

肉体疲労時など体力や持久力が気になる際に飲まれる飲料と聞くと、エナジードリンクよりも比較的少量で、瓶容器で売られていることが多い、いわゆる「栄養ドリンク」を思い浮かべる方も多いかもしれません。

栄養ドリンクにもまた明確な定義はありませんが、薬事法における「医薬品」や「医薬部外品」にあたる飲料で、疲労回復などを目的とする商品を指すのが一般的です。
医薬品や医薬部外品にはいわゆる効果・効能が認められた有効成分、例えば医薬品であれば生薬や漢方薬、医薬部外品であればタウリンなどが配合されており、パッケージや広告などで「滋養強壮」や「栄養補給」などの効果をアピールすることができます。

エナジードリンクは「清涼飲料水」

一方、エナジードリンクと呼ばれる商品の大半は、食品衛生法における「清涼飲料水」とされています。つまり、ペットボトルで販売されているジュースやお茶の仲間ということになります。
先ほど紹介したアミノ酸やカフェインなどの成分は、清涼飲料水にも配合することができますが、医薬品や医薬部外品のように効果をアピールすることはできません。エナジードリンクのパッケージや広告に、効果を直接訴求しない「元気が出そうな抽象的イメージ」が多いのには、こうした事情があるのです。

スポーツドリンクとの違いは?

スポーツドリンクは水分やミネラルの補給が主

運動をする際によく飲まれ、スポーツドリンクとして販売されている飲料も、清涼飲料水にあたるものが一般的です。肉体疲労時のリフレッシュという意味では、エナジードリンクにも近いように見えますが、こちらは汗をかくことで体内から排出される、水分やミネラルを補う成分が主に配合されています。

水分補給ということで、熱中症対策として飲まれることも多いスポーツドリンクですが、エネルギー補給や水分補給の効果を高めるために糖分も含まれているのが一般的です。糖分の摂り過ぎにならないよう、種類や量には気をつけたいところです。ちなみに、薬局などで「経口補水液」として販売されている商品は、スポーツドリンクよりも糖分控えめであることが多いようです。

エナジードリンクと栄養ドリンク、スポーツドリンクの違いについてご紹介してきましたが、「これを飲むべき」「これは飲んではいけない」と考えるのではなく、それぞれの違いを踏まえ、用途や体調に合わせて選んでいきたいところです。リフレッシュしたい時や疲れている時など、上手に取り入れて、イキイキと生活していきましょう。

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