健康習慣|花を飾ろう。今こそ見直したい、生花の癒やし効果

健康習慣|花を飾ろう。今こそ見直したい、生花の癒やし効果


夏の暑さに自粛ムード、なにかとストレスがたまりやすい日々が続いています。我慢できないほどではないけれどイライラする、鬱々とする、考えがまとまらないことが増えた気がする……そんな方は、日々のちょっとした癒やしが不足しているのかもしれません。そこで今一度見直したいのが、生花のリラックス効果です。今回は、生花の癒やし効果とキレイに見える花の飾り方、長持ちさせる方法についてご紹介します。

生花の癒やしパワーを再発見

花を飾ると場が華やぎ、フレッシュな雰囲気を創り出すことができます。生花のそんな不思議な魅力を、どなたも経験したことがあるのではないでしょうか。

生花がもたらす効果は、さまざまな実験結果で証明されています。バラを使ったある実験では、花を目にした時には、見ていない時とくらべて「リラックス時に高まる副交感神経活動は29%亢進」「ストレス時に高まる交感神経活動は25%抑制」されることが分かり、バラによる生理的リラックス効果が証明されています。(千葉大学環境健康フィールド科学センター(自然セラピープロジェクト)による調査結果)

その他、花のある部屋・ない部屋で心理的効果を測定したところ、花がある部屋ではストレス軽減効果、抑うつ軽減効果、怒りを鎮める効果、疲労を軽減する効果、活気が得られる効果があることが分かりました(同調査結果より)。

花の色と心の関係

花にはさまざまな癒やし効果があることが分かっていますが、色にも注目したいところです。色による心理的な効果は、花だけでなく、インテリアや洋服でも応用されています。目的に合わせて花の色を選べば、よりうれしい効果が得られるはずです。

活力が欲しい時は「オレンジ」

明るく楽しい気持ちになりたい時に。生活にメリハリをつける色でもありますから、洗面所などに飾れば元気に1日のスタートを切ることができるでしょう。

食欲が刺激される「黄色」

明るい黄色は刺激を与える色。食欲を喚起するので、キッチンやダイニングにおすすめです。シャキッとクリアな気持ちになるため、仕事や勉強をする机にも適しています。

緊張をほぐす「紫」「ピンク」

神秘的な紫は高ぶった気持ちを落ち着かせる作用が、かわいらしさと優しさを兼ね備えるピンクは緊張をほぐす作用があります。お風呂や脱衣場、寝室、寝る前の時間を過ごす部屋など、ゆっくりしたい場所に向きます。

キレイに見える花の飾り方

コップに花を一輪さしてもかわいらしいものですが、複数の花を組み合わせて飾ると華やかさがぐんとアップ。しかし、買った花をそのまま生けてみても「これでいいのかな……?」という微妙なバランスになりがちです。花束をキレイに見せる、基本の飾り方をご紹介します。

まず、花を選ぶ際には「メインとなる花」「サブとなる花」「小さな花やグリーン(葉っぱ)」の3種類になるように意識してみましょう。

まずは「メインとなる花」を手に持ち、次にメインの脇(少し後ろがおすすめ)に「サブとなる花」を被らないよう束ねます。そして「小さな花やグリーン」を後ろ・左右に散らすようにして片手に握ります。全体のバランスを見て高低差をつけてから茎をカットすると、バランスよく仕上がります。

切り花を長持ちさせる「水揚げ」「切り戻し」

切り花の寿命は、夏は4、5日、冬なら10日ほどです。しかし、きちんと管理できていないと、もっと短い期間でしおれてしまうことも。ここでは花屋さんでも実践されている、花を長持ちさせる「水揚げ」と「切り戻し」をご紹介します。

水揚げとは花の水の吸い上げをよくする方法のことで、花を買ってきたら最初に行います。まず、花を束ねていた紙や輪ゴムを取り除きます。前述の「キレイに見える花の飾り方」のように花を束ね直し、茎を「斜めに」「スパッと」切って整えましょう。茎の断面を大きく新しくすることで、水の吸い上げがよくなります。切ったあとは、なるべく早く花瓶などに生けて、断面を水に触れさせてください。30分ほどすると、持ち歩いてしんなりした花もシャキッと元気になります。

水中に浸かった茎は、時間が経つと先から傷んでしまいます。翌日からは「切り戻し」をして、水を吸い上げる断面を新しくしてあげましょう。茎の先端を清潔かつ新鮮に保つため、飾った花の茎を1センチほど切ります。これを「切り戻し」といい、水揚げと同じく「斜めに」「スパッと」切るのがコツです。もし茎の根本が変色していたら、変色していないところまで切ってあげましょう。あわせて、水に浸かっていた部分を流水ですすぐとより効果的です。

家に花がある暮らしは想像以上に心地よく、これまで興味がなかった方こそ試してみていただきたい健康法です。水揚げと切り戻しで長持ちさせれば、つぼみが咲く様子も楽しめます。ちょっとした癒やしや喜びを見つけて、1日のストレスをその日のうちに解消してしまいましょう。

その他のストレス解消法は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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