健康法|大人の折り紙で脳トレ

健康法|大人の折り紙で脳トレ


ひと昔前は子どもの遊び道具のイメージが強かった折り紙も、今や大人の趣味として多くの方に楽しまれています。さらに、折り紙で頭と指先を動かすことには、脳を刺激する効果も期待されているのです。今回は折り紙について、脳トレの視点も交えながらご紹介します。

手軽でありながら奥が深い「折り紙」

1,400年以上も続き、伝統的でありながら新しい形でも注目される

折り紙は日本へ紙が伝わった7世紀ごろから自然発生的に起こったとされ、現在でも多く折られている折り鶴などは、室町時代にすでにあったといわれています。長年の伝承に加え、現代では折り紙の研究家や作家も増え、子どもの教育目的のみならず、大人の趣味や、美術・工芸の一分野として、年代を問わず親しまれているのです。

特に近年は、折り紙が子どもの知育や装飾に役立つだけでなく、大人の脳を活性化させる効果も期待できるといわれています。では次に、折り紙で脳を鍛えるポイントを見ていきましょう。

折り紙で脳を鍛えるポイント5つ

完成形や過程を意識し、空間認識能力をつける

例えば動物の折り紙を折りながら、今折っている部分は頭になるのか足になるのか、このあと、どのようにして動物の形になるのか……などと立体的な動きをイメージしていくことは、空間を三次元的に捉える「空間認識能力」を刺激することにつながります。

折り方のバリエーションで記憶力を高める

鶴の折り方、風車の折り方……と、いくつもの作品を折ると、自然と折り方を覚え、記憶力を高めることにつながります。また、作品を折るなかで「この折り方は、以前別の作品でも出てきた」などと記憶同士が関わり合うことも多く、記憶力を鍛える効果もより高まることが期待できます。

集中力キープ&リラックスにつながる

折り紙は基本的に両手を使いますし、角をそろえる、中心に合わせる、まっすぐに折るなど集中力を要する動作がたくさん含まれています。一見、細かい作業がストレスにもなりそうですが、実は目の前の作業に集中することでリラックスにもつながります。
詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

指先で折る作業自体も脳への刺激に

手は「第二の脳」とも呼ばれます。空間認識能力や記憶力、集中力などは、例えば折り紙の折り方のテキストを読むだけでも疑似体験できますが、実際に指先を動かして紙を折ることは、脳により多くの刺激を伝え、活性化につながります。

二重課題トレーニングとしても優れている

脳の認知機能が衰えてくると、歩きながら会話をする、テレビを見ながら家事をする、など2つ以上のことを同時にこなす「二重課題」が難しくなるといわれます。
実は折り紙は、折り方のテキストを見たり、記憶の中の折り方を思い返したりしながら、実際に手を動かして紙を折るという、まさに二重課題のひとつなのです。身近な二重課題に取り組むことで、脳のさまざまな箇所を刺激し、認知機能の維持・改善も期待できます。

大人向けの動画やテキストも充実

折り紙のジャンルも多種多様に

大人の趣味・工芸としての折り紙や、脳を鍛えるトレーニングとしての折り紙が注目されるとともに、大人が折り紙に取り組むためのテキストや、作り方を解説するインターネット動画なども多数登場してきています。その内容は、昔ながらの人形や動物をかたどる折り紙から、幾何学模様を折り上げるもの、芸術的な創作作品まで、ジャンルも難易度もさまざま。懐かしい折り紙遊びからはじめて、徐々に細かく手の込んだ作品に取り組むといった楽しみ方もおすすめです。

折り紙の手法も発展してきていますが、材料となる「折り紙」自体もまた、工業技術などの発展によってさまざまなものが登場しています。光を透かす透明な折り紙や、木目模様の折り紙で折った作品はインテリアとしても魅力的。ぜひ、趣味と実益を兼ねて折り紙をはじめてみませんか。

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