野菜の豆知識|健康効果が豊富な「にんにく」 ニオイを抑える方法も紹介

野菜の豆知識|健康効果が豊富な「にんにく」 ニオイを抑える方法も紹介

にんにくは、世界各地で古くから滋養強壮や健康のために食べられてきた食材です。多くの健康効果が期待できる食材である一方、食べたあとのニオイが気になるという方も多いでしょう。今回はにんにくが持つ効果とともに、ニオイ対策の方法をご紹介します。


にんにくは、世界各地で古くから滋養強壮や健康のために食べられてきた食材です。多くの健康効果が期待できる食材である一方、食べたあとのニオイが気になるという方も多いでしょう。今回はにんにくが持つ効果とともに、ニオイ対策の方法をご紹介します。

滋養強壮や血行促進 にんにくに秘められたパワーとは

にんにくに含まれる亜鉛やアリチアミンなどの成分は脳の中枢神経や末梢神経に働きかけ、正常に戻してくれます。この効果により、血行促進や冷え性改善などが期待できるというわけです。また、血管拡張効果による動脈硬化の改善も期待できます。自律神経の働きにも作用するので、ストレスや更年期障害の症状安定も見込めます。

ただし、にんにくは刺激の強い食べ物です。胃へ刺激を与えるので食欲増進効果もあるとされていますが、その分胃粘膜の荒れや腹痛などを引き起こす恐れもあります。さまざまな健康効果が期待できるからといって、にんにくの食べすぎには注意しましょう。

気になるにんにくのニオイ、その原因は?

健康にいい効果が期待できるにんにくですが、食べたあとのニオイが気になってなかなか食べられない、という方も多いのではないでしょうか。

にんにくは、皮がついた状態ではニオイはほとんど感じません。しかし、切ったりおろしたりするとあの独特の強いニオイがでてきます。この正体は、にんにくに含まれる「アリシン」という物質。にんにくの組織を破壊すると、アリシンが化学反応を起こしてニオイを発します。

にんにくを食べても組織が破壊されるため、アリシンが原因のニオイは食べ終わったあとも口内に残ってしまいます。さらに胃や腸などの消化器で吸収されると血流に乗って肺まで達し、呼吸とともに吐き出される不快な口臭の原因になります。

また、アリシンは呼吸に加えて、汗と一緒に外へ排出されることもあります。すると汗にもニオイが混じり、体臭の原因になることも。つまり、にんにくを食べて消化吸収してアリシンが体をめぐるのが、口臭や体臭を発生させる原因なのです。

にんにくのニオイを軽減する方法|調理・食前編

にんにく独特のニオイは調理の時にひと手間かけると軽減できます。まず行いたいのが、下処理をしておくこと。生の状態で切ったりすりおろしたりすると組織が壊れてニオイが発生しやすいので、ゆでたり電子レンジで加熱したりしておきましょう。電子レンジで加熱する場合は、皮をむかずにラップで包み600Wで20秒ほど加熱したあと、水にさらして熱を冷まします。にんにくの芽にも実の部分と同じようにアリシンが発生するので、芽を取り除いておくとニオイが軽減できます。

下処理済みのにんにくは、アリシンを発生させる酵素の働きを弱める牛乳につけておくと、さらにニオイ軽減が期待できます。同じように、にんにくを食べる前に牛乳を飲んでおくことも、にんにく臭の軽減につながるでしょう。

にんにくのニオイを軽減する方法|食後編

ニオイ対策は、できればにんにくを食べる前に行っておきたいところです。しかし、にんにくを食べてしまったあとでも、ある程度のニオイ対策は可能です。

まずは、ポリフェノールを摂取すること。ポリフェノールにはニオイの原因であるアリシンを分解する働きがあるとされているので、ポリフェノールを多く含むりんごを食べたり、緑茶やりんごジュースを飲んだりすると、食後のニオイ対策に効果的です。
また、先述したように、にんにくは体臭の原因にもなります。体臭対策は、水をたっぷり飲むことがポイント。水分を多く摂取することで汗をかき、体内のアリシンを外へ排出させやすくします。汗でアリシンを排出するという意味では、入浴やシャワーもおすすめです。

ニオイ対策を行えば、健康にいい効果が期待できるにんにくを、よりおいしく食べられます。にんにくを味わいながら健康に役立ててみてください。

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